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<カウンセリングについて>
不安というのは、わけがわからないと増幅します。
つまり、わけがわかれば、不安はおさまります。
しかし、不安をかかえているひとは、不安の中身を知ることをとても恐れます。
なぜなら、不安の中身を知ることは、自分自身に向き合うことだから。

不安を訴えてくるひとに、「何が不安ですか」と聞いても、たいていは
「よくわかりません。でもとにかく不安なんです。」
と返ってきます。

そこで、ゆっくりと何が不安なのかを探っていくわけですが、どんなに問題の所在を探しても、結局は自分に向かうことになります。

不安というのは、何かを恐れているときに沸き上がる感情です。
自分が何を恐れているのかがわかれば、わけのわからない不安は、わけのわかる不安、つまり対処可能な問題となり、驚くほど気持ちが落ち着きます。

逆説的ですが、怖い怖いと避けていた恐れに向き合ったとき、初めて、わけのわからない不安から解消されるのです。

では、どんなふうに不安に向き合えばいいのか。

カウンセリングでは、漠然とした不安を、どんどん具体的な不安に言い換えるようにします。
例えば、
「不安を感じているとき、どんなことを考えていますか」
「どうなることがいちばん怖いですか」
「どうなったらいいと思いますか」

不安をかかえているひとは、非現実的な不安をかかえている場合もあります。
そういうときは、それを言葉にしてみて、客観的にみた場合どう思うか、本当に起こりうることかどうかを聞いてみます。

言葉にして、他人事として冷静に考えてみると、案外「それは思い過ごしなのでは」などと思えるものです。

不安に限らず、漠然とした感情や思考は、あえて「言語化」して客観視すると整理され、その核心に近づくことができます。
言語化すると、無意識が意識化されて、現実の問題として認識されます。
そうすれば、あとは、その解決に向けて努力すればいいだけです。

不安に関していえば、まず、自分が何を本当に恐れているのかを掘り下げていきます。
ひとには、裏に隠れている感情があるので、裏の裏までよく探ります。

そして、自分が本当に恐れているものがわかったら、それを恐れている自分をありのまま認めて受け入れます。
そして、今までその不安に怯えていた自分自身をやさしくいたわってください。
「今までひとりで怖かったよね。よくひとりでがんばったね。でももう大丈夫。」
と語りかけてあげてましょう。

ここまできたあなたは、何を恐れていたのか、その原因がわかっているはず。
原因がわかれば、あとはそれに対応すればいいだけです。

実際には、それは自分の今までの考え方のくせを直すことであり、かなり大変な作業です。
なにしろ、今までずっとそういう考え方のくせでいたのを変えようとするのですから。

しかし、ただ不安に怯えていたことを思えば、大変だとはいえ、少しずつでも「ありたい自分」に向けて努力していくというのは、地に足のついた非常に前向きな姿ではないでしょうか。

あなたは怯えて縮こまっている自分と、少しずつでも自分の足で歩きだした自分と、どちらの自分が好きですか。

漠然とした不安があったら、勇気を出して、ぜひ言語化してみてください。
日記を書いたり、ブログをつくったり、誰かに聴いてもらったり、とにかく頭のなかだけで考えるのではなく、何かに吐き出して表現してみましょう。

ひとりで怖かったら、カウンセラーを利用してもかまいません。
がんばったご褒美に、きっと、自信と安心が得られるはずです(^^)













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