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<カウンセリングについて>
人間関係の基本はコミュニケーションですが、コミュニケーションには、ノンバーバル(非言語表現)とバーバル(言語表現)があります。

実は、対面しているケースでは、ノンバーバルが8,9割と圧倒的な影響力を持ちます。
例えば、表情や声のトーン、話し方、ファッション、身のこなしなどです。
これらは第一印象を決定する重要事項ですから、初対面のときには、できるだけその場にふさわしい自分らしい装いや立ち振る舞いをするよう、気をつけた方がいいでしょう。

立ち振る舞いや身なりをTPOに合わせて変えるということは、自分の気持ちを盛り上げるだけでなく、相手に対するマナーでもあります。
同じように、会話も、相手や状況に応じて変えられるものです。

どちらも思いやりの気持ちさえ持っていれば、そんなに恐れるものでもではありません。
ある程度の練習(経験、場数)を積めば、誰にでもできるようになります。
習い事だと思って、少しずつ上達するつもりで練習してみましょう。

では、会話のコツについて。

なんといっても、基本は「お互いさま」の精神です。
たとえ仕事で上下関係があったとしても、人間としてはまったくの対等ですから、臆することはありません。堂々としていましょう。

コミュニケーションはキャッチボールのようなものですが、まさに会話はキャッチボールそのものです。

まず、適切なボール(話題)を選びます。
いいボールを選ぶのはなかなか見る目が必要ですが、これを相手任せにばかりしているのは感心しません。
会話が苦手な人というのは、自分から話題を提供することがあまりありません。
面倒なことを相手にばかり押しつけていると、そのうち相手は逃げてしまうか、いつも一方的に話を聞かされてしまうかで、いつまでたっても苦手を克服することができません。
「お互いさま」の精神で、自信がなくても何かボールを選んでみましょう。

話題というと難しく考えてしまうかもしれませんが、雑談でOKです。
天気や話題のニュース、仕事のこと、身につけているもの、食べ物の好き嫌い、趣味、なんでもかまいません。
相手のことを何かしらほめてみるというのも、とても有効なテクニックです。
とにかく、自分からも何か発信する、一緒に協力して会話をつくるという姿勢を示すことが大切です。

初めからうまくできるひとはいません。
どんなことでも失敗しながら上達していくものです。
少々ヘンなボールでも、うまい相手ならちゃんと受けとめてくれます。
さあ、勇気を出して!

それから、キャッチボールなのですから、聞く量と話す量は同じくらいを意識しましょう。
一方的に話すだけ、聞くだけでは、コミュニケーションではありません。

ひとは、どんなに無口な人でも聞くより話すほうが好きだと言われています。
ですから、相手が気持ちよく話すことができるような聞き手になれればいいわけです。

そのためにはどうしたらいいか。

まずいちばんやってはいけないことは、相手の話をさえぎって、自分の話にもっていってしまうことです。
途中で質問することはいいのですが、話題をさらってしまうのはルール違反です。

相手の話は最後までちゃんと聞くこと。
そして、適度なあいづちをうったり共感したり質問をしたりして、話を盛り上げるように協力します。

いい質問は、会話の活性剤になります。
いいカウンセラーは、いい質問ができるひとだと言われます。
いい質問は、相手の話をよく聴き、よく見ていなければできません。
それくらい、会話を楽しもうとすれば相手に集中する必要があります。自意識過剰になるのではなく、相手に集中することがコツといえばコツでしょうか。

また、もし自分の話をすることがどうしても苦手だという場合は、よい質問者になりきってしまうのも一案です。(但し、いずれ自分がいつも聞き役であることにフラストレーションが溜まってくると思いますが。。)

また、相手の言葉をそのまま「おうむ返し」したり、話を要約して「〜ってことですか」などと確認するというのもとても効果的。
そのうえ何か自分なりのコメントが言えたら、とても喜ばれるでしょう。

とにかく「反応する」ことがとても大切です。
反応がない相手に話すことほど張り合いのないことはありません。たとえ反論であっても反応があるほうが話は盛り上がります。
あいづちでも質問でも自分の意見でも、会話中はとにかく何らかのボールを返すことを心がけましょう。

避けたほうがいいのは、自慢(不幸自慢も含む)、説教、押しつけ、決めつけ、悪口、言い訳、全面否定、批判、攻撃、ダジャレ、マニアックな話題など、自己満足的なもの。
もちろん、時と場合によっては必要なときも、それで盛り上がるときもあるでしょう。
しかし、やりすぎは厳禁です。まわりの反応をよく見て話しましょう。

アドバイスは、相手に求められない限りあまりしないほうが無難です。
たいていは、「聞いてほしいだけ」のことが多く、一生懸命アドバイスしても期待するほどには聞いてもらえないものです。
「相手の問題は相手のもの」だと割り切って、あまり巻き込まれないようにしましょう。
本当に深刻な問題なら、専門家に相談することを勧め、それ以上立ち入らないほうがお互いのためです。

最後に、 「あいさつ」の重要性について。
会話が苦手なひとには挨拶が苦手なひとが多いのですが、挨拶が苦手なまま会話が上達するということはまずありません。
挨拶は、第一印象にも大きく影響する、とても重要なコミュニケーションの基本です。
ぜひ、笑顔で感じのいい挨拶をするよう、意識してみてください。

自分も相手も大切にして、言いたいことを工夫して上手に伝えることを「アサーション」といいます。(問題は話の内容より、伝え方であることがとても多いです)
今はアサーションに関する本がたくさん出ていますから、興味のある方はぜひ本屋さんで探してみてください。
きっと役に立つと思います。

会話は楽しむもの♪
お互いに協力しながら、ユーモア精神を発揮し、たくさん会話をして、お互いの理解をどんどん深めていきましょう。
「会話なくして理解なし」「どんなひとも最初は初心者」
さあ、一歩を踏み出しましょう!





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